去る令和３年２月２日、東京中小企業家同友会練馬支部の幹事会で令和３年度税制改正（与党大綱）をテーマにした勉強会の講師を勤めさせていただきました。ここ数年、年の初めの幹事会でその年の税制改正についてお話させていただく機会をいただいており、毎回、中小企業経営者の皆様の前でお話させていただくのは光栄です！

令和３年度税制改正のうちのいくつかのトピックについては追ってブログに記事を書かせていただきたいと思っていますが、個人的な感想ながら、今年の税制改正には、これまでにも増して国を「変える」ことを後押しする意図を感じます。中小企業のＭ＆Ａ（による業界再編や社会の新陳代謝？）を後押しする意図と思われる経営資源集中化税制や株式交付型Ｍ＆Ａ促進税制、課税実務のＤＸ化の１つの表れである押印廃止や電子帳簿保存制度の要件大幅緩和など、ある意味では企業経営に環境変化への適応を迫る税制改正ともいえそうかな、と思います。

今回はそんな感想を交えながらお話をさせていただきました。また、その後、参加者の方々のいわゆるZoom飲みに参加させていただき、経営者が同じ経営者の悩みの相談に真剣に悩み議論する、という白熱した数時間をご一緒させていただきました。非常に刺激的で目からウロコが落ちる酒席でした。東京中小企業同友会では経営に関する勉強会を多く開催なさっていますので、次回は受講生として勉強会に出席させていただこうと思っています。

当　税理士法人峯岸パートナーズ新宿オフィスでは、税や会計に関するセミナー講師などのご依頼を喜んでお受けしております。ご用命の際はお問い合わせフォームよりご一報いただければ幸いです。

（公認会計士・税理士　峯岸　秀幸）